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FGeC011 (for beginners)

解説 : FGeC011(B)

標高に注目します。画像中央部の標高はおおよそ 1200 m ~ 1300 m ほどあり、外側に向かうにつれて低くなっていきます。画像左端を流れる河川付近では 400 m 程度になっていますが、さらに外側に向かうと標高が上がり始め、1000 m を超えていきます。この傾向は南西側だけでなく、少なくとも西側と東側には言うことができます。

続いて中央の山の形状を確認すると、ほぼ単独で裾野が同心円状に広がっていることが分かります。さらに中央の傾斜と外側の山の傾斜を見ると、外側の山の方が明らかにきつい傾斜になっています。これらからこの周辺の地形を推定すると、すり鉢状の地形の中央に円錐状の山がある、という状態になっていると考えられます。このような地形としては主にカルデラが考えられます。スケールから大きさを推定すると、熊本県の阿蘇カルデラが適していることが分かります。よって解答すべきは、熊本県阿蘇郡南阿蘇村です。

問題画像の場所:リンク