FGeC012 (for experts)
解説 : FGeC012(D)
まず、左下の小高いエリアに風車が7基並んでいることが分かります。また、平野部の標高から、ある程度海に近い場所であることも分かります。さらに、平野部右上にある針葉樹林の記号の塊から、北風が卓越する地域であると推測できます。
ここで、日本における風力発電基数の内訳を考えると、上位から北海道、青森県、秋田県、鹿児島県、三重県となります[1]。特に北海道・東北地方は冬季、日本海側からの強い風を受けることができるため、西の海岸を中心に小高い丘の上には風力発電機が多数設置されています。
さて、問題に戻ると、河川の流向から西に海岸があると予想できます。このことからほぼ日本海側に決め打つことができ、北海道側から調べることで正解が北海道檜山郡上ノ国町であることが確かめられます。配点の割には簡単だったかもしれません。
参考:国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 日本における都道府県別風力発電導入量(基数順)注:2018年のデータです
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